個人事業主でも、自社ローンの相談はできます。収入が月ごとに動くこと自体は、断る理由になりません。ただし見られる中身は会社員と違います。売上ではなく、所得と入金の安定です。目安として、確定申告書の控え2期分と、直近6か月の入金履歴。この2つがそろうと話が早く進みます。開業して間もない方も相談できますが、支払額は低めに設計することが多くなります。通ることをお約束はできません。判断材料が人によって大きく変わるからです。ここでは、小牧市で事業をしながら車が必要になった方の確認点を整理します。
【この記事のポイント】
- 個人事業主が一般のオートローンで止まりやすいのは、売上ではなく申告所得で判断されるため
- 自社ローンは当店との分割払いなので、入金の実態や仕事の継続性を含めて相談できる
- 用意するのは確定申告書の控えと入金履歴。繁閑差がある業種は、閑散期を基準に月額を決める
今日のおさらい3つ
- 経費を厚く計上して所得を圧縮すると、税負担は下がるがローン審査では不利に働くことがある
- 仕事で使う車は、止まった時点で収入も止まる。だから納車までの期間を最初に共有しておく
- 事業用と家庭用を兼ねる場合、税務上の扱いは税理士や税務署に確認するのが確実
この記事の結論
- 一言で言うと、個人事業主は「稼いでいるか」ではなく「所得として見えているか」で結果が変わります
- 最も重要なのは、繁忙期の売上ではなく、閑散期でも払える額に支払いを合わせることです
- 失敗しないためには、開業年数と申告の有無を最初に正直に伝えることです
個人事業主が一般のローンで止まりやすい理由を先に整理する
実は、ご相談に来られる事業主の方の多くが、自分は稼いでいるのに落ちた、という納得のいかなさを抱えています。感覚としては当然だと思います。ただ、仕組みを知ると理由は単純です。信販会社が見ているのは、通帳に入ってきた金額ではありません。書類の上に残った数字です。ここのずれを埋めないまま申し込むと、何度出しても同じところで止まります。
売上ではなく所得で判断される仕組みを知っておく
会社員の方は源泉徴収票の支払金額が、そのまま収入として扱われます。個人事業主は違います。売上から経費を引いた所得が基準になります。年間の売上が600万円でも、経費が400万円なら所得は200万円。書類上はその200万円で見られます。国税庁が公表している申告所得税の統計を見ても、事業所得の申告額は業種によって大きく散らばっています。つまり、同じ働き方でも数字の出方が違う。ケースによりますが、まずご自身の申告書の所得欄がいくらになっているかを確認するところから始めてください。
開業して1年目で、確定申告がまだの方はどう見られるか
申告実績がない場合、判断材料は入金履歴と契約状況になります。取引先からの入金が毎月あるのか、単発なのか。継続的な契約が結ばれているのか。よくあるのが、事業用の口座と生活用の口座が混ざっていて、どれが売上なのか本人にも説明できないケースです。これは本当にもったいない。口座を分けるだけで、説明にかかる時間が半分になります。開業届の控えがあれば、それも持ってきてください。実際に必要となる書類は状況によって変わりますので、正式な内容は店舗にお問い合わせください。
経費をしっかり計上している方が直面するねじれ
正直なところ、ここがいちばん悩ましい部分です。節税のために経費を適切に計上する。事業としては正しい判断です。ところが、その結果として所得が小さく出て、ローンの場では不利になる。以前、確定申告の内容を見せていただいたときに、ご本人が「こんなに引いていたのか」と驚かれたことがありました。悪いことをしているわけではありません。ただ、金融の場では書類の数字が本人の代わりに話します。なお、経費の計上方法や車両を事業用資産として扱えるかどうかは税務の領域です。ご自身の状況は税理士や所轄の税務署にご確認ください。
自社ローンで相談するとき、事業をしている方が整えておくこと
自社ローンは、当店との分割払いです。第三者の与信を通さないため、書類の数字だけで機械的に終わらせることがありません。そのぶん、こちらが状況を理解する必要があります。だから準備というのは、証明のためというより、話を短くするためのものだと考えてください。最初は半信半疑で来られる方も多いのですが、話す順番が決まっていると、こんなに簡単なのかと言われることがあります。
確定申告書の控えと、直近の入金履歴をそろえる
用意していただきたいのは、確定申告書の控えと、事業用口座の入金が分かるもの。可能なら2期分と6か月分です。1期分しかなければ、それで構いません。大事なのは量ではなく、説明できる状態かどうかです。取引先が1社に集中しているのか、複数に分散しているのか。前者は金額が大きくても揺れやすく、後者は1件が抜けても崩れにくい。この構造を伝えていただけると、支払い期間の設計が変わります。
仕事に車を使う方は、動かせない期間の影響を先に伝える
建設、配送、訪問系のサービス。小牧市とその周辺には、車が止まると売上も止まる仕事が多くあります。以前、現場に向かう手段がなくなって仕事を断り続けている、というご相談を受けたことがありました。急いでいる事情は、遠慮せず最初に言ってください。車を選ぶ順番も、書類を進める順番も変わります。ただし、名義変更や整備には日数が必要です。明日すぐに、というご希望には応えられないこともあります。目安はその場で正直にお伝えします。
繁忙期と閑散期の差が大きい業種の、支払い額の決め方
月によって入金が2倍近く動く業種は珍しくありません。このとき、繁忙期の数字を基準に組むと、ほぼ確実にどこかで苦しくなります。基準にするのは、いちばん少なかった月です。たとえば良い月が45万円、悪い月が20万円なら、20万円で回る設計にする。窮屈に感じるかもしれませんが、続くほうが結果的に得です。よくある失敗は、ボーナス的にまとめて払えばいいと考えること。事業所得にボーナスはありません。入る保証のない金額を前提にした計画は、崩れたときに立て直せません。
自社ローンとオートローンを、事業主の目線で比べる
オートローンは金利が低く設定されていることが多く、書類上の所得が十分にある方には有利です。申告が2期以上あり、所得も安定しているなら、まずそちらを検討する価値があります。一方、自社ローンは当店との分割払いで、信用情報だけで機械的に判断しない代わりに、手数料の考え方や支払い期間の設定が各社で異なります。総額はオートローンより高くなる場合もあります。どちらが向くかは、開業年数と申告の状況次第です。過去の延滞や債務整理が気になる場合、扱いは状況によって変わりますので、ご自身の信用情報は各信用情報機関に開示請求をして確認してください。
よくある質問
Q1. 開業してまだ半年ですが、相談できますか
相談は可能です。申告実績がない分、入金履歴と契約の継続性を中心に見ます。支払額は低めから検討することが多くなります。通ることをお約束はできません。
Q2. 確定申告をしていない年があります
その年の分は収入の証明として使えません。まずは申告の状況を正直にお伝えください。申告そのものについては、税務署や税理士にご相談いただくのが確実です。
Q3. 売上は多いのに所得が少ない場合はどうなりますか
書類上は所得で見られます。ただし自社ローンでは、入金の実態や取引の継続性も含めて相談できます。所得だけで即座に終わる仕組みではありません。
Q4. 車の名義は屋号にできますか
名義の扱いは契約内容によって変わります。自社ローンでは所有権の扱いに条件が付く場合があります。実際の条件はお問い合わせください。
Q5. 購入した車を経費にできますか
減価償却や按分の扱いは税務の領域です。事業割合の考え方も業種で異なります。税理士または所轄の税務署にご確認ください。
Q6. 事業用と家庭用を兼ねても問題ありませんか
兼用のご相談は多いです。使い方が混ざる場合、走行距離が伸びやすいので車種選びで調整します。税務上の按分は別途ご確認ください。
Q7. 頭金はどのくらい入れると変わりますか
一例として20万円を入れれば、その分だけ月々の負担は下がります。事業の運転資金を削ってまで入れる必要はありません。手元資金とのバランスで決めてください。
Q8. 軽バンや商用車も相談できますか
相談できます。全国のカーマッチの在庫から探すこともできます。積載量と用途を先に伝えていただくと、候補の絞り込みが早くなります。
Q9. 収入が不安定なので、支払い期間は長いほうがいいですか
月々は軽くなりますが、期間が延びれば総額は増えます。事業の見通しが立つ範囲で短めに、が基本です。目安は3年から5年で考える方が多いです。
Q10. 相談したら必ず契約しないといけませんか
その必要はありません。持ち帰って検討していただいて構いません。国民生活センターも、中古車購入時は契約内容を確認するよう注意喚起をしています。
まとめ
- 個人事業主は売上ではなく申告所得で見られる。この構造を知らないまま申し込むと同じ場所で止まる
- 自社ローンは当店との分割払いのため、入金の実態や仕事の継続性を含めて相談できる
- 用意するのは確定申告書の控えと入金履歴。口座を分けておくと説明が短く済む
- 支払額は繁忙期ではなく、いちばん少なかった月に合わせて組む
- 税務の扱いは税理士や税務署へ、信用情報は各機関へ。審査結果はお約束できません
仕事の予定が入っているのに動く手段がない。その状態なら、車種を探すより先に、状況だけ伝えてしまったほうが早いです。カーマッチ愛知小牧店は愛知県小牧市東田中1034-1、電話は050-1722-9703、10時から18時まで営業しています。現場から抜けられない時間帯が続く方は、公式LINEか仮審査フォームでも構いません。書類がそろっていなくても、話は始められます。